
生命保険には、死亡保険(死亡に関わる経済的保障)と生存保険(貯蓄性保障)と生死混合保険(死亡時の経済的保障と貯蓄性保障)の大きく3つの形にわけられます。これらの保険の基本的な形を理解すれば、自分の目的にあった保険を見つけることができます。
「特約」とは、保険の主契約に別の保障をつけることをいいます。ほとんどの生命保険につけることができます。特約は保険料が別にかかるものが多いので、たくさんつけるとその分保険料が高くなります。特約の多くは、主契約が終身であっても特約を受けられる期間が定められています。その期間が終わると保障は受けられません。また特約の保険料は特殊なものを除いて、基本的に掛け捨てとなっていますので、特約の保障期間が終わっても、返戻金などは発生しません。その分特約の保険料自体は低く設定されています。また予め特約をセットした生命保険も多くありますので、本当に必要なものだけを見極めて選ぶことが大切となります。特約は基本的にいつでも解約可能ですので、保険料の見直しや保険の解約を考えた時に、主契約の内容がよいものなら、不必要な特約を解約しスリム化するのもよいかもしれません。特約は一度解約するとまたつけるということはできませんので注意が必要です。
疾病特約」、「がん特約」や「高度先進医療特約」いったものもあります。「三大疾病特約」は日本人の死亡原因の第1位から3位までの「がん」「急性心筋梗塞」、「脳卒中」になった場合、給付金を受け取れるというものです。「がん特約」はがんにかかったときに一括で給付金が受け取れたり、入院給付金が増額したりする特約です。また女性特有のがん(子宮がんや乳がんなど)にかかった場合には、手厚い保障を受けられるというものもあります。「高度先進医療特約」は、健康保険では支払い対象にならない先進医療・高度先進医療に対して、その保障をするというものです。「リビングニーズ特約」は余命6ヶ月と医師に診断された場合に、死亡保険金の一部または全部を前払いで受け取れる特約となります。このリビングニーズ特約については保険金の一部または全部が支払われるために、通常特約としての別保険料が必要となりませんが、死亡した場合は前払いされた給付金が差し引かれた残りの保険金が支払われることになります。
「介護特約」とは病気やケガなどの高度障害状態、痴呆症や寝たきりなどの要介護状態になった場合、介護一時金の受け取りや所定の要介護状態が続いた場合、一定期間または無期限に契約した介護年金を受け取ることができます。「定期保険特約」とは満期に戻ってくる保険金はなく、一定期間中に被保険者が死亡した場合のみに定められた保険金を受け取ることができます。「家庭的保険特約」とは保険期間中に契約者が被保険者として定めた家族が死亡した場合に、死亡保険金が受け取ることができます。「収入保障特約」被保険者が死亡や高度障害になった場合、定められた期間に一定の金額が年金として毎年、又は一括で受け取ることができます。「生存給付金付保険特約」とは契約期間中の一定期間(5年・10年など)生存していれば、お祝い金などの名目で給付金が受け取れるという特約です。「保険料免除」は多くはこども保険についている場合が多いようです。契約者が死亡または高度障害状態になった場合、保険料が免除され、保障はそのまま受けられるというものです。保険会社によっては、通常の生命保険においても、三大疾病や高度障害になった場合、以降の保険料を免除し、同じ保障を受けられるというものもあります。「育英年金特約」は主にこども保険についているものです。契約者が死亡または高度障害状態になった場合、毎年定められた金額を育英年金という形で受け取れます。
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